オンライン研修会「メンタルヘルス領域のための多職種連携はじめの一歩」
終了しました
オンライン研修会「メンタルヘルス領域のための多職種連携はじめの一歩」
目的:
国会資格である公認心理師が2019年に誕生し、今後国民のメンタルヘルス向上が求められています。医療をはじめ対人援助の現場ではすでに多くの職種の方が活躍されていますが、他職種の業務や、他業種でのメンタルヘルスの取り組みを知る機会は、心理職の教育課程や文献で十分に知ることができません。
今回、日本未病学会メンタルヘルス部会の研修会では、各専門職をお招きし、業務の紹介や心理職に期待することを中心にお話していただきます。
日時:
2023年11月12日(日)10:00~16:00(9:30LIVE開始)
場所:
オンライン(Zoomを使用します。後日配信はありません。)
対象者:
臨床心理士、公認心理師
臨床心理学系大学院生
対人援助職
対人援助職・対人援助を専門とする学部学科の大学生
上記以外の一般の方のご参加も歓迎します
参加費:
2,000円(院生 1,000円 学生証写真提出)
日本未病学会学会正会員 無料
- 学生の方は、申込時に学生証を写真に撮ってご提出ください。
- 日本未病学会正会員の方は、申込時に会員番号をお知らせください。
申し込み締切り: 締め切りました。
2023年11月3日(金) 11月10日(金)昼12時まで延長しました(昼12時までに「参加申し込み」と「お振込み」をお済ませください)。
- 参加お申込みフォームより参加登録をしていただいた後、参加費振込先の銀行口座番号をご登録いただいたメールアドレスにお送りします(事務局(info@mibyou-mentalhealth.jp) からのメールが受信できるようメールアドレス設定等ご確認いただきますようお願いします)。
- お振込み後、入金完了メール(領収書を添付します)の受信をもって参加登録完了とします。
- お振込み後、銀行営業日3日たっても入金完了メールが届かない場合は、メールに電話番号を明記していただき事務局(info@mibyou-mentalhealth.jp)にお問合せください。
- 参加登録後、1週間以内にお振り込みがない場合はキャンセルと致します。
- 参加費振込後のキャンセルおよび返金は致しかねますのでご了承ください。
その他:
- 本研修会は臨床心理士資格更新ポイントを申請予定です(2ポイント)。
- 臨床心理士の方へは、研修会終了後、参加証をメールにてお送りします。
- 参加用のzoomのURLは、研修会の前日にメールにてお知らせいたします。
主催:
一般社団法人日本未病学会メンタルヘルス部会
本部会は、2009年に日本未病システム学会(2020年1月1日より「日本未病システム学会」は「日本未病学会」に名称変更しました)の部会として顧問武田雅俊先生(大阪河崎リハビリテーション大学認知予備力研究センター長、大阪大学名誉教授)のもと発足しました。メンタルヘルスの重要性は日々増加しています。メンタルヘルス部会では、社会的要請に応じるべく一つの学問領域にとどまらず、ヘルスケアの一翼としてメンタルヘルス向上の活動を展開しております。「未病」とは病気と健康の間に位置し、予防医学、健康科学、ヘルスケア、Narrative Based Medicineなど、現代社会・医療を語るための重要な概念となります。私たちはメンタルヘルス分野だけに留まらず、他領域との協働を通じた精神疾患の予防と心理的健康に役立つ研究、教育を通じた実践活動を志向します。
一般社団法人 日本未病学会 https://www.j-mibyou.or.jp/index.html
メンタルヘルス部会 http://www.mibyou-mentalhealth.jp/
演者:
越川 陽介 先生(関西医科大学医学部精神神経科学講座 研究員/公認心理師/臨床心理士)
「メンタルヘルスにおける未病と多職種連携」
本邦においてもメンタルヘルスの問題への介入は急務の課題となっています。メンタルヘルスに関わる専門職は多岐に渡り、心理援助職もその一つの専門職として活動しています。しかし、一つの専門職ではできることに限りがあるため、様々な職種と連携をとっていくことが支援の幅が広がりにつながると考えられます。本講演では、心理援助職における業務と連携について概観すること、メンタルヘルスにおける未病とは何か?そして、心理援助職からみた多職種連携と未病について考えていきたいと思います。
廣川 舞 先生(サントリーホールディングス株式会社 保健師)
「会社で働く保健師の実際 - メンタルヘルスの取り組み -」
企業で働く社員の健康支援をしている『産業保健師』をご存じでしょうか?「保健師」という職種自体、なじみがない方もいらっしゃるかもしれません。今回「保健師」という職種がどういった専門性があるのか・実際に企業でどのようなことを考え、どのような活動を行っているのかをご紹介いたします。
井手 健太 先生(産業医科大学病院薬剤部 薬剤師)
「病院薬剤師の業務と多職種連携について」
昨今、医療の多様化・複雑化に伴い様々な専門職が医療の現場で活躍しており、最近では特定の問題を解決するためのチームも形成される。いままで混じることのなかった医療スタッフ同士が共に作業するためには、お互いの業務の内容と現在行われている連携やチーム医療の内容を知る必要がある。今回、総合病院における病院薬剤師の業務とその多職種への連携を示し、さらにはそこで心理職が連携する方法について紹介を行う。
田中 友規 先生(東京大学高齢社会総合研究機構 特任助教)
「産官学民の多職種協働で挑むフレイル予防対策」
健康長寿・幸福長寿の実現に向けて、より早期からのフレイル予防が注目されている。フレイルは身体的側面のみならず、精神・心理的側面など多面性を持つため、その対策も自ずと複合的なアプローチが求められる。今回、医療従事者のみならず産官学民が連携しながら、当事者の住民が主体となった地域づくりが、メンタルヘルスも含むフレイル対策の有効打としての可能性について言及する。
小林 佳歩 先生(介護福祉士)
「先天性の障害者の想いを想像する」
ずっと障害と共に歩んでこられ、今この時も歩み続けておられる、先天性の障害者の心に想いを馳せてみます。もちろん、障害と一言で包括しても、果てしなく幅広く奥深く、その性質も捉え方も千差万別。ゴールは無くとも、ご本人おひとりずつの声から想像し続けることで、社会が少し優しくなることを願って。自らの短く至らぬ障害者福祉の経験内で、問題提起に留まる部分もありますが、できるだけ客観的にお話させていただきます。
目黒 明子 先生(ケアと音楽の和代表 音楽療法士・精神保健福祉士・認知症ケア専門士)
「健康支援のひとつとしての音楽療法が多職種連携から学ぶこと」
私たち音楽療法士は、日本音楽療法学会による音楽療法の定義「音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること」を支援の柱として働く専門職であり続けるために、音楽の知識と技能の他にケアに関わる様々な知識と援助技術を習得することが求められています。多職種連携の中から多くの気づきが得られることは、対象者の方々との音楽交流を豊かなものにしてくれます。
土橋 友香 先生(松阪地区医師会検診医療部門 臨床検査技師)
「地域医療と松阪地区医師会検診医療部門の実情と課題」
松阪地区医師会検診医療部門では,地域の病院や診療所から提出される臨床検査検体,そして企業健診や特定健診,がん検診の臨床検査検体を主に受託している。隣接する地域中核病院の入院・外来患者検体や夜間休日の緊急検査にも対応しているため,様々な職種の職員が多様な勤務をしている。今回は地域医療および当施設の実情と課題を提示し,地域住民や職員のメンタルヘルスの問題について,配慮,注意すべき点を考察いただきたい。
- 参加登録後、振込先銀行口座が記載されたメールをお送りします。参加登録後1週間以内にお振込みがない場合は キャンセルといたします。
- お振込み後、入金完了メール受信をもって参加登録完了とします。
- お振込み後、銀行営業日3日たっても入金完了メールが届かない場合は、電話番後を明記していただき事務局(info@mibyou-mentalhealth.jp)にお問合せください。
- 参加費振込後のキャンセルおよび返金は致しかねますのでご了承ください。
- ご登録いただいたメールアドレスにて、info@mibyou-mentalhealth.jpからのメールが受信できるよう携帯電話メールアドレスの設定や、職場のメールアドレス設定等ご確認いただきますようお願いいたします。また、受信トレイ以外の、迷惑メールフォルダなどに入っている場合もあります。ご確認のほどよろしくお願いいたします。
【臨床心理士資格更新ポイント承認されました】
臨床心理士資格更新ポイント「臨床心理士教育・研修規定別項第」2条第4項
研修会名:メンタルヘルス領域のための多職種連携はじめの一歩
承認番号:20230396
承認期間:2023年11月12日
承認日 :2023年12月18日
ポイント数:2ポイント(参加)